皆さんは脱毛の無料カウンセリングに行った際に
「テスト照射=レーザー脱毛のお試し体験」を受けられることを知っていますか?
契約後に
レーザーを当てた後に、赤みが出て肌荒れした
レーザーの痛みに耐えられずに脱毛を中断した、エステ脱毛と同じぐらいのパワーまで下げた
といったことにならないよう、実際に契約する前には「テスト照射」を利用することが重要です!
しかしこの「テスト照射」…
- クリニックによってはルールが少し違う
- タイミングによっては時間待ちする必要がある
- 一部のクリニックでは有料サービスとなる
- 手間がかかる分、自分から希望しないと案内されない場合がある
といったこともあるため
お試しでレーザー当てられるって知らなかった…
なんて方も少なくありません。
せっかく無料カウンセリングに行ったのにテスト照射をしないのはもったいないです!
脱毛契約後に後悔しないためにも、ぜひ「テスト照射」を有効活用していきましょう!
《記事のポイント》
✅テスト照射とは
✅テスト照射がおすすめな人
✅テスト照射のおすすめ部位
✅テスト照射後の対応
学生時代からムダ毛に対して悩んだ経緯があり。
看護師として美容クリニックで年間1000人以上の方の脱毛施術を担当。
現在は医療脱毛のアドバイザーとして、脱毛業界での知識を生かしながら、同じく「ムダ毛」に対して悩む人が損をしないよう情報発信をしています。
【レーザーのお試し照射】テスト照射で
『テスト照射』とは
脱毛のレーザーは強い熱を毛根も肌や与えることで毛根を破壊していきます。
そのためレーザー照射した際に強い痛みやひりつきを感じたり、時間が経ってから肌荒れや赤みが出てくることがあります。
もしそういった症状が出た際には、契約後でも脱毛の継続が困難になり解約が必要になるパターンもあるため
レーザーの影響が心配な方は、積極的に「テスト照射」を活用していきましょう!
- 肌とレーザーの相性を確かめる
- レーザー照射によって生じる痛みを体験できる
- お店の雰囲気、看護師の接客が体験できる
実際にレーザー照射を受けることで、自分のイメージと実際の施術の違いのギャップを埋めることもできます。
- 一部のクリニックでは有料になる
- タイミングによっては待ち時間がある
- クリニックによっては身体の部位ごとに機械(レーザーの種類)を使い分けてる場合もある
- 希望の機械がその支店に置いてない場合もある
機械の種類によって肌への影響が異なる
機械の種類 | ||
特徴① | 60℃以上に達するまで徐々に熱を加えていく | 200℃以上の熱を一気に加える |
特徴② | 痛みを感じにくい | 痛みを感じやすい |
特徴③ | 基本的にはジェルを使用 | 機械によってはジェルを使用するものもある |
肌荒れする可能性 | 熱破壊式よりは少ない | 蓄熱式よりは高い |
⭐蓄熱式との違いをより詳しく知りたい。「熱破壊式レーザー」について解説
※熱破壊式は一度に高い熱を与えるため、肌が刺激に弱い人は
- 照射後に肌荒れする
- もともと肌荒れしている部分は「当てられない」
- 一部パワーを弱めてレーザー照射する
可能性が高いです。
テスト照射の一般的な流れ
・レーザーによる影響が不安な人は積極的にテスト照射を活用していきましょう
※基本は契約を前向きに考えている方が対象となります。
「テスト照射」の目的は脱毛効果でなく、レーザーの肌への反応を見るためものなので注意!
熱破壊式:1~2ショット
蓄熱式:既定の秒数
※レーザー照射するショット数や時間は各クリニックによって異なります。
※テスト照射後に次の照射まで空ける期間も各クリニックによって違う場合もあります。
※契約後、契約部位の当日照射を希望される場合はテスト照射を同日に出来ない可能性もあります。
レーザー照射後、赤み・ひりつき・痒みがないかチェックします。
※レーザー照射後、数時間~数日経ってから赤み・ひりつき・乾燥・痒み・ニキビのような炎症(毛嚢炎)が生じる方もいるので、継続して様子を観察していましょう!
【どんな人がやるべき?】テスト照射をした方がいい人の特徴
レーザーの強い熱によって、強い肌荒れが生じたりする場合があります。
レーザーと肌の相性が合わない方もいるので、契約前に事前に確認が大切です!
テスト照射が推奨される人の6つの特徴
①肌が刺激に弱い人
- アトピー肌
- 乾燥肌
- 敏感肌
- 日光アレルギー
- 接触性アレルギー
- 金属アレルギー
- 寒冷性蕁麻疹
②痛みが心配な人
- 毛質が濃い、毛量が多い
- 痛みに弱い
③人や物の接触に不快感がある人
- 物や人の接触にかなり拒否感がある
- ジェルの感触・冷たさが苦手な人
④肌に色味がある人
- もともとの肌の色が暗い
- スポーツをしていたり、日焼けする可能性が高い
- 洋服のスレや姿勢の癖などで色素沈着がある(VIOや膝・肘など)
- アトピーなどの影響で、かぶれ部位が色素沈着になっている
⑤熱破壊式と蓄熱式の照射時の感覚を比べたい人
⑥お店の雰囲気や看護師の接客を経験したい人
実際に「痛みやジェルや機械の接触による不快感」で泣き出してしまう患者さんもいました…
脱毛施術中(1~3時間程)は痛み・不快感・冷たさを感じるため、それに耐えられるかも重要です!
蓄熱式が推奨される人の特徴
《こんな人は蓄熱式がおすすめ!》
アトピー肌・乾燥肌、肌荒れしやすい
スキンカラーが暗い、日常的に日焼けしやすい
痛みが苦手・怖い
といった方は蓄熱式の機械にするのがおすすめです!
蓄熱式の特徴
- 熱破壊式に比べると肌への刺激が少ない
- 幅広い肌の色味に対応できる
- 従来の機械より痛みを感じにくい
【テスト照射はどこがいい?】おすすめの部位を紹介!
一部のクリニックでは自分でテスト照射した部位を選ぶことが可能です。
テスト照射の目的によって推奨される部位が異なりますので紹介していきます!
目的別の『テスト照射』のおすすめ部位
一般的なテスト照射部位は以下になります。
肌が弱い肌の反応が見たい人
➤基本的には皮膚が薄い部位
顔の照射-頬や首
身体の照射⁻腕の内側、お腹 など
痛みが心配・不安な人
➤一番毛質が太い・濃い部位
脇・VIO・腕の外側(肘下)・足首 など
テスト照射の部位を選べるかは、各クリニックによって異なりますので注意が必要です!
自由に選べるクリニック | アリシアクリニック、リゼ、湘南美容外科、エミナルクリニック |
部位が決まってるクリニック | レジーナ(肘下・膝下)、フレイアクリニック(肘下・膝下)、東京中央美容外科-TCB(肘下内側) |
当日の予約状況によっては無料カウンセリングと同日に「テスト照射」できない場合もあります。
別日にまたクリニックに行くのも大変ですから、契約を前向きに考えているのであれば事前にクリニックに確認仕手みましょう。
【赤みがでた、毛が抜けない】テスト照射後の対応について解説
レーザー照射後の対応について
テスト照射後による影響は
- 照射直後
- 時間を置いて(遅延性)
のどちらのパターンもあります。
照射直後であればすぐに医師の診察が可能です。
もし自宅で赤み・ひりつき・肌荒れなどのレーザーによる影響が出る場合はクリニックで受けた指示に沿って冷却したり、症状が改善しない場合はクリニックに連絡して診察・対応してもらいましょう。
レーザー照射後は念入りな『保湿ケア』が必要
レーザー照射をした後は、強い熱を加えたことで肌が通常より乾燥しやすい状態になっています。
肌が乾燥していると
- 赤みやひりつきがでやすいくなる
- アトピーの症状が悪化する場合がある
- 次回レーザー照射時に一部レーザーを当てられない/強いパワーであてられない
- 脱毛効果が下がる
といった影響が出てきますので、保湿のケアは継続してしっかり行っていきましょう!
脱毛効果は期待しない
レーザーを当てて時間が経つけど毛がなかなか抜けない…
脱毛効果あるか心配だな…
テスト照射後に稀にこのようにおっしゃる方がいます。
しかし本来1回の照射ではなかなか抜け感が感じにくかったり、産毛部位はさらに抜け感が感じにくいといった特徴があります。
またテスト照射時はレーザーによる肌の反応や相性を見るのが一番の目的となりますので、優しめのパワーで照射する場合もあります。
もし脱毛効果をみて慎重に脱毛クリニックを選びたい場合は、脇などの一部位を1回コースだけ契約するのもおすすめです。
どちらにせよ医療機関で施術する分、エステ脱毛よりは効果あるでしょう。
⭐脱毛機器の種類(熱破壊式・蓄熱式)によっても肌への影響や痛み・抜け感は変わります!その違いについて詳しくはこちらの記事で解説しています!
【契約後に後悔したくない】テスト照射における重要な要点まとめ
《重要な要点まとめ》
✅テスト照射とは、お試しでレーザー照射ができる
✅クリニックによって、照射する部位が選べる・選べないがある
✅契約後に「レーザーが肌に合わない」「痛みに耐えられない」「ジェルの不快感に耐えられない」といったことから、脱毛クリニックを解約してしまうことや、一部パワー調整する方もいる。
✅この2つの特徴に当てはなる人はテスト照射を活用しましょう。
- 肌が刺激が弱い人
- 痛みに弱い・怖い人
✅脱毛効果は期待しない
せっかく時間をかけて脱毛を契約したのに、レーザーの影響で解約するのはもったいない!
事前にテスト照射をして安全を確認しておきましょう。