皆さんは脱毛クリニックの無料カウンセリングに行く前にどのくらい準備していますか?
無料カウンセリングでは実際に店舗に行き、スタッフから脱毛の内容・契約についての説明が受けられます。
自分の求める条件に合ったクリニックを探す上では、この無料カウンセリングを有効活用することがかなり重要なんです!
実際にクリニックに行った際に「何か質問しておけばよかったかな?」「カウンセリングで何をすればいいかな?」と、心残りのある時間を過ごしてしまう方もいるのではないでしょうか。
そのためこの記事では脱毛クリニック選びで失敗しないように、『無料カウンセリング』について詳しく解説していきます。
《記事のポイント》
✅カウンセリングの重要性
✅カウンセリングで比較すべきポイント
✅カウンセリングの流れ
✅確認しておくべきポイント
学生時代からムダ毛に対して悩んだ経緯があり。
看護師として美容クリニックで年間1000人以上の方の脱毛施術を担当。
現在は医療脱毛のアドバイザーとして、脱毛業界での知識を生かしながら、同じく「ムダ毛」に対して悩む人が損をしないよう情報発信をしています。
【絶対に後悔したくない】無料カウンセリングを最大限に有効活用する方法
脱毛の無料カウンセリングに申し込みをされている方の多くは、既に脱毛情報について調査済みかと思います。
しかし”真の情報収集”はこれからです。
脱毛クリニック選びで失敗したくない方は『無料カウンセリング』を上手く活用することがかなり重要です!
無料カウンセリングとは
実店舗に行き、『脱毛クリニックの施術・契約・料金の内容』を無料で説明が受けられます。
時間はクリニック・サロンによって変わりますが、大体の30~60分を目安に考えておくといいでしょう。
《無料カウンセリングのメリット》
・実際に店舗内に入れるためお店やスタッフの雰囲気がわかるの
・契約や料金内容の詳しい説明を受けられる
・公式HPに載ってないような情報や割引キャンペーンも聞ける
無料カウンセリングを受けたいときは、
①クリニック・サロンのHP(サイト)から「無料カウンセリング」の予約
②予約日・時間に合わせて実店舗へ行く
③脱毛プラン・料金の説明をする
④希望があれば契約する
⑤契約後に脱毛の予約(日付・時間)の予約をする
といった流れになります。
もし無料カウンセリング後すぐに脱毛施術を受けたい場合は事前にお店側に連絡して、できるか確認する必要があるので注意です!!!
(※契約直後の脱毛施術案内ができないクリニック・サロンもあります)
《無料カウンセリングで気をつけるポイント》
⭐基本は数店舗を比較するべき
⭐押し売りには負けない
⇨もし断りたいのなら、他に○○クリニックにも比較に行くとはっきり断る
⭐当日契約しなくても大丈夫
⭐遅刻や無断キャンセルはNG
脱毛クリニックに通いたい場合は、『無料カウンセリング』に行くことが必須です!
無料カウンセリング前に知っておくべき4つのこと
⭐予習知識①:クリニックの契約内容によって照射範囲が違う
▶︎クリニックの契約内容によって照射部位が異なる場合があるので注意が必要です
例1)全身セットコース⇨Aクリニック「うなじは含まれる」、Bクリニック「うなじは含まれない」
例2)顔全体のコース⇨Aクリニック「眉下・小鼻は含まれる」、Bクリニック「眉下・小鼻は含まれない」
無料カウンセリングでは料金プランと合わせて照射範囲の詳しい説明も受けられるので、自分の脱毛したい範囲が契約コースに含まれているかきちんと確認しましょう!
⭐予習知識②:クリニックの方針で当てられない範囲がある
▶︎レーザー施術の影響で火傷など副作用が生じるリスクが高い場所は、クリニックの方針で照射不可の場合があります。
例1)火傷リスク⇨髪の毛(うなじ、もみあげ、額)、乳輪内側
例2)失明リスク※1⇨眉下
この部位はクリニックの方針や取り扱っている機械によって「当てられるかどうか」が変わります。
そのため、もし該当部位の照射を希望する場合は無料カウンセリングで事前に確認しておきましょう
※1 エステ脱毛にて眉下を照射し、失明したという事例が過去に脱毛学会に報告されています。
「黒色」に反応するレーザーが網膜を傷つける可能性があるため、基本的には眉下の脱毛照射は推奨されていません。
一部のクリニックではリスクも踏まえた上でで契約範囲に含まれている場合もありますが、一番安全な脱毛を望むのであれば『針(ニードル)脱毛』が一番おすすめです。
⭐予習知識③:クリニックや医師の判断によって、肌状態や病気なども当てられるかどうか異なる
脱毛レーザーは強い熱を与えて、正常な細胞(毛根)を破壊していきます。
レーザーによる火傷のリスクは常に伴うため、
照射の有無・避ける範囲が異なる条件
・アトピー肌、乾燥の程度
・ホクロの色味や大きさ
・手術直後(ホクロ除去含めて)
・病気、治療薬関連
・肌の色、色素沈着
・タトゥー(※タトゥー部位は絶対に当てられないが、避ける周囲の範囲が異なる)
など
⭐予習知識④:クリニック・店舗によって看護師の技術力、接客は違う
皆さんは脱毛クリニックのスタッフに対してどのようなイメージを持っていますか?
丁寧な照射をしてくれる
優しくて話しやすい、親切な接客をしてくれる
など、高額な費用を払っている以上、皆さんの持つイメージは少なからず高いでしょう。
しかし、必ずしも想像しているようなサービスを受けられるとは言えません!
人間対人間のサービスである以上、患者側とスタッフ側の相性は少なからず関係してきます。
またクリニック(スタッフ)の雰囲気だけでなく、一部の地域では新人スタッフが多かったりといった店舗もあります。クリニック内でのベテラン・新人の偏りなどは公式HPではわかりません。
\無料カウンセリングを活用しよう!!!/
そのためにも自分の求める条件に合うクリニックを探す上で実際に実店舗に赴くことがかなり重要となってきます。
《無料カウンセリングで比較すべきポイント》
✅料金
✅契約上の照射範囲
✅リスク部位の照射の有無
✅避ける部位はどのくらい(何cm)避けるのか
✅各クリニック・店舗のスタッフや雰囲気
✅店舗スタッフの接客
✅スタッフ・看護師の説明や知識の程度
【店舗に行って何するの?】実際の無料カウンセリングの主な流れ
基本的にどの脱毛クリニックでも「無料カウンセリング」の内容や流れはほとんど一緒です。
そのため大まかな流れをまとめてみました。
「無料カウンセリング」の具体的な流れ
「無料カウンセリング」は時間がかかるため、どのクリニックでも基本的に予約が必要です。
予約せずに来院しても対応できずに帰らされることもあるため注意!!
受付を済ませると問診票(カウンセリングシート)を記入します。
「無料カウンセリング」と言っても、遅刻や無断キャンセルはNGです。
基本は5分前に来院しておくのがベスト(逆に10~15分前など早すぎの来院には注意が必要です!)
⭐電車遅延や予約時間が遅れる場合は直接クリニックに電話で連絡しておきましょう
基本は患者側の「脱毛に関する」悩みについてヒアリングしつつ、
- 脱毛クリニックと脱毛サロンに関する違い
- 医療脱毛の特徴
- 毛周期
- 取り扱っている機械について
- 料金プランに関する説明を受けます。
この時点で「ホクロや痣、肌状態など」レーザー脱毛可能か心配な部位は、そのクリニックでレーザーを当てられるか確認しておきましょう。
またレーザーの影響や痛みが心配な場合はテスト照射を希望しましょう。
通常は希望すれば肌の状態を看護師に確認してもらえます。
また実際に肌にレーザーを当ててみて「痛み」や「その後の肌荒れが起きないか」なども確認することもできるので、積極的に活用していきましょう!
脱毛クリニックは医療機関となるので、医療行為(レーザー脱毛)をする前に医者の診察が必要となります。
脱毛は常に副作用(火傷など)が起こる可能性が常にあるため、副作用が起きた場合にはしっかりと対応してもらえるのか判断するためにも医者からの説明内容・対応・雰囲気はしっかり確認しておきましょう。
無料カウンセリング終了後は契約を即決せずに、他のクリニックと比べることが大切です!
医療脱毛は時間とお金がかかる分、しっかり情報収集して比較してから決めましょう。
もしクリニック側の勧誘が強い場合には
『次に〇〇クリニックのカウンセリングを予約してるので、その後で決めます』
と伝えればOKです。
もしそれで〇〇クリニックの悪口や欠点をずっと言ってくるのなら、そのカウンセリングをしている人は性格が悪いです。
※脱毛クリニックによって「無料カウンセリング」の担当者が異なります。
大手クリニック:担当のカウンセラーがいる
個人クリニック:看護師が担当
の場合が多いです。
以上が一般的なカウンセリングの内容と流れとなります。実際に店舗スタッフに質問できる・レーザーの試し打ちができる貴重な機会となるのでぜひ活用していきましょう!
【質問忘れに注意!】カウンセリングで聞いとくべき3つのこと
聞くべきこと①:取り扱い機械の説明について
脱毛をする上で、クリニックが取り扱ってる脱毛機器について理解しておくのは重要です。
機械の種類や特徴によって「痛み」「当て漏れの可能性」「脱毛効果」なども変わってくるため、契約前に他の脱毛機器と比較することは重要です。
・【蓄熱式との違いを理解する】熱破壊式脱毛レーザーについて解説
またクリニックによっては脱毛機器を独自開発していたり、マイナーな機械や稀にコピー商品(機械)を取り扱っているクリニックもあります。
※公式HPでも「取り扱っている機械について詳しい解説」や「機械を製造している会社名・HP」を記載してない場合は、直接カウンセリングで確認しておきましょう!
使う機械が熱破壊式だとおもってだけど蓄熱式だったといった行き違いにもならないよう、注意していきましょう!
聞くべきこと②:当て漏れした際の対応・対応期間について
レーザー照射後、毛が抜けずに直線や塊で残る場合があります。
毛が塊で残る理由としては
- 毛周期の関係(レーザーを当てたときにはもう成長が止まってた、そもそもレーザーを当てた時には生えてなかった)
- 毛量が多いor一本一本の毛が濃いと、レーザーのパワー(効果)が分散されて毛根を破壊されるほどのパワーが足りずに毛が残ってしまった
- レーザーが一部のエリアにきちんと当たってなかった
といった可能性が考えられます。
①②はレーザー脱毛の構造上仕方のないことですが、
③に関しては看護師の照射技術が原因で起こるため「再照射の対象」となります。
多くのクリニックで「毛が直線・塊で残る部分」は確認・再照射を無料で対応してくれます。
しかし、意外とこの「再照射」について積極的に詳しく説明していないクリニックもあります!
《再照射のよくみる、あるある対応》
ここの毛がずっと塊で残ってるから、確認して欲しい
再照射の対応期間(例:レーザー脱毛から○週目間まで)が過ぎてるので、できません
再照射の期限があるとか聞いてない!!
クリニックによって再照射の対応期間は異なります。
このような行き違いにならないためにも、カウンセリング・契約時にはしっかり確認しておきましょう!
聞くべきこと③:照射不可になる可能性の項目について
脱毛に通っていると、予約当日になって急に照射ができないとき言われることが度々あります。
主な要因としては
- 日焼けをした
- 肌荒れ(乾燥)
- アトピーの症状
- (一部の)薬を内服・塗布した
- ムダ毛の剃り残しが多い
- 生理になった
- 痣やホクロ、内出血がある
- タトゥーを入れた
といったことが上げられます。
照射不可の判断は各クリニックによって違います。
そのため「無料カウンセリング」では下記の項目をクリニック側に確認しておきましょう。
- 日焼けした部位の照射不可(日焼けから〇カ月で照射可能なのか)
- 日頃の肌の乾燥・肌荒れ具合に対しての照射有無
- 内服薬や軟膏の名前と使用制限について
- 病気、手術名に対する照射有無
- シェービングをどの程度手伝ってくれるのか
- 生理時の対応(※クリニックによってはタンポン使用しても照射不可・キャンセル料請求される場合あり)
- 妊娠時の対応(※クリニックによっては期間延長不可の場合あり)
- 元々ある痣・ホクロの照射の有無
- 部活やスポーツなどで内出血ができた時の照射の有無
- タトゥーをどのくらい避けるのか
- VIOや膝・肘の照射の有無
- ※髪の毛、眉下、乳輪内側の毛を照射したい場合は、契約内容に含まれているのか
私が以前通ってた脱毛クリニックは当日に頭痛止め(ロキソニン)を飲んだら、「照射できない」と言われてキャンセルになりました…
カウンセリングで失敗しないための重要な要点まとめ
「無料カウンセリング」はネット・電話で予約可能です。
医療脱毛を受けたい(契約したい)と考えている人は、「無料カウンセリングの予約」が必須ですので気軽に予約を取ってみましょう!※遅刻・ドタキャンはNG
《記事の要点 おさらい》
✅即決しない!無料カウンセリングは複数行って、比較する
✅クリニックの契約・方針によって、照射範囲が違う
✅医者や機械の種類によって照射の有無が異なる
✅クリニック(店舗)によってスタッフの脱毛技術や雰囲気は変わる
✅避ける可能性がある場合は、事前にどのように対応するのか確認しておく
数十万のお金を払うのですから、無料カウンセリングは積極的に利用していきましょう。